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□ドイツ小景 2002.12月の旅 (2003.02.03.)

ドレスデン・クリスマス市
 
Striezelmarkt


ドイツの冬の風物詩はクリスマス市。
凍える体をグリューワインで温めながら、
ずらりと並ぶ店々を探索して回る。




ドレスデンのクリスマス市 Striezelmarkt
ドイツでは11月最後の週末から12月24日前後まで、クリスマス市が開かれる。中世から続く伝統行事で、アドヴェント(降臨節・待降節:クリスマス前の約四週間)になると、街の中心となる広場に伝統的なクリスマスグッズはじめ、おもちゃや日用品、そしてグリューワイン、ビール、ソーセージ、お菓子などの食べ物まで、数々の屋台が出現する。ラッシュアワー並の混雑だが、現地の人はみんな子供や赤ちゃんまで連れて訪れ、思い思いに屋台でのおしゃべりや、クリスマスの買い物を楽しんでいる。

Striezelmarkt [オフィシャルサイト]


巨大なツリーとクリスマス・ピラミッド
ツリーの高さは21.5m、620個の電球が飾り付けられている。
ドイツではツリーはみんな本物のモミの木。出店している店々の屋根や壁、またアーチ飾りなどに使われている緑の枝もみんな本物、飾りのりんごまで本物だったのにはちょっとびっくり。しかし家庭でろうそくを飾り、それが原因の火災が毎年のように起きるという笑えない話もあるそうだ。


クリスマス・ピラミッド Die Pyramiede
ツリーと並ぶ巨大ピラミッド。今回設置されたピラミッドはギネスブックに載った、ドイツ最大のもので、高さは約14.5m。


メリーゴーランド Das Karussell
訪れた先々のクリスマス市でよく見かけたメリーゴランド。日本では遊園地でしか見ないものなので、やけに新鮮に見える。


伝統的な窓辺の飾り Schwibbögen
窓辺に置くアーチ型のろうそく立て、シュヴィープボーゲンのお店。実際にキャンドルを立てるものや、電球が仕込まれたものもある。たいていの家の窓辺には、これが飾られているのではないかと思えるほど、行く先々で目にした。


Kleinkunst aus dem Erzgebirge Muller GmbH



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