― インテリアクラフト

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上級編作り方2

5.
5cm角くらいの木板や、厚手の段ボールに紙やすりを巻いて、バルサ材の端から端まで均等にやすりがけしていきます。 同じ所ばかりかけていると、カットして組み合わせる際に段差が出来てしまうので、必ず均等にやすりがけしてください。




▲紙やすりを木板などに巻いたもの



  6.
バルサ材にカット位置の印を付けてマイターボックスに上面を上にして乗せ、寸法図に従って7.5cmを2本、8.5cmを 2本カットします。45度にカットする向きを間違えないように注意してください。 マイターボックスに乗せた材料をしっかり押さえて一気に切りましょう。

カット図(←クリックすると図が出ます)


  7.
カットしたバルサ材を、木工用ボンドで貼り合わせます。この時貼り付ける面 以外にボンドがはみ出ないように注意してください。もしもはみ出た場合は、濡らした布ですぐに拭き取ってください。 ボンドの付いた所は塗料がはじかれてしまい、きれいに仕上がりません。

周囲に輪ゴムをかけて平らな所に置き、30分程度乾燥させます。



  8.
今回も45度の貼り合わせ面の、目止めは行いません。 多少のすき間があっても大丈夫です。

丸みをつけた部分にシャープペンシルや竹串などの先のとがったもので、ランダムに突き刺すか、荒目のやすり(丸棒タイプ)を転がして、キズ穴をつけます。キズのつけ方は好みで研究してみて下さい。
  9.
キズ付けが終わったら塗装をします。今回も和信ペイント(株)の木工作用水性ニス(チークカラー)で仕上げます。

まず筆で一度塗りします。乾燥後もう一度重ね塗りします。重ね塗りしていくと次第にきずを入れたところが濃い色になっていきます。重ね塗りは、全体の色が好みの深さになったら終えます。(3回くらいでいい色になると思います。)

もしあまり色が変わらないようなら、つまようじなどを使ってこげ茶色のアクリル絵具をきずや穴の部分に少量 のせ、指でこすり取るようにします。 こうすれば簡単に効果が出せます。

10.
乾燥後上の写真のように、一番内側の段にゴールドのアクリル絵の具で色づけします。
最後に表面をまんべんなくロウソクでこすって、その後ドライヤーで熱風をかけると、全体に薄いロウの膜ができてよい感じになります。透明プラスチック板、カラー紙、段ボール(発砲スチロール板)をはめ、トンボと吊りかんを取り付ければいよいよ完成です。

色を変えたりキズをつけなかったりすると、また違った表情になります。色々と試してしてみてください。


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