― インテリアクラフト

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初級編作り方3



9.
線が引けたら今度は、その上からシャープペンシルや竹串などをランダムに突き刺して虫食い風の穴をあけていきます。同様に上面 の11ミリ幅の部分にも穴をあけたり、彫刻刀で線を彫ったり、ひっかきききずを入れたりして、アンティーク風の表情を好みに応じて付けていきます。


  10.
きず付けが終わったら塗装をします。様々な塗装テクニックがありますが、今回は和信ペイント(株)の木工作用水性ニスのチークカラーで仕上げます。

まず筆で一度塗りします。乾燥後もう一度重ね塗りします。重ね塗りしていくと次第にきずを入れたところが濃い色になっていきます。重ね塗りは、全体の色が好みの深さになったら終えます。(3回くらいでいい色になると思います。)

もしあまり色が変わらないようなら、つまようじなどを使ってこげ茶色のアクリル絵具をきずや穴の部分に少量 のせ、指でこすり取るようにします。
こうすれば簡単に効果が出せます。

   


  11.
乾燥後、部分的にゴールドのアクリル絵の具などで色付けすると雰囲気が変わり面 白いでしょう。好みで色々挑戦してみてください。

また、最後に表面をまんべんなくロウソクでこすり、その後ドライヤーで熱風をかけると全体に薄いロウの膜が出来て、しっとりしたよい感じの手触りが出せます。
香り付きのロウソクを使ってもいいでしょう。


  12.
透明プラスチック板をはめる部分の内側寸法より少し小さめに切ってはめ込みます。(きずの防止に表面 に貼られている薄いビニールは、付けたままでカットします)1.5ミリ厚のサンデーPETなら定規をしっかり当ててカッターナイフで少しづつ数回に分けて切っていき、板厚の半分程度の深さまで切れたら、板を手で持って折るときれいに切れます。

その上に同様にカットした好みのカラー紙と段ボール(発砲スチロール板)を厚みに応じて1〜2枚重ねて入れます。


  13.
トンボを長側面に1個ずつと、吊りかんを取り付ければいよいよ完成です。
  14.
完成です!
好きな絵や写真、切り抜きなどを入れて
飾ってくださいね。


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